夫婦で【つみたてNISA】×【eMAXISSlim】長期投資実験3回目

お金・副業

いま「つみたてNISA」というお得な制度が注目を集めています。

つみたてNISAは2018年から国が始めた制度ですが、

●100円から積み立てが可能
●収益に税金がかからない
●金融庁が低コストで優秀な金融商品を厳選している

ということで、今まで投資に縁がなかった人でも興味を持ちはじめた人も多いのではないでしょうか。

そしてインデックスファンドとはとある指数に連動した値動きを目指す投資信託のことです。

インデックスファンドなら間違った銘柄を選びさえしなければ、初心者でも長期で積み立てして大きな利益が期待できる

と言われています。ということは

つみたてNISAでインデックスファンドを長期で積み立てれば資産形成に最強なのではないでしょうか!

私たち夫婦も楽天証券のインデックスファンドのeMAXISSlim(イーマクシススリム)で、米国株式(S&P 500)と全世界株式(オール・カントリー)を積み立てることにしました。その結果を月1で報告しますので、どうぞ皆さんの資産形成の参考にしてください。

 

eMAXISSlim米国株式(S&P 500)とは

これ1本でアメリカの優良企業500社の株に投資ができるインデックスファンドです。

500社の選定はS&Pという調査会社が絶えず銘柄の入れ替えをしていて、常にアメリカの優良企業トップ500の組み合わせになっています。

eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー)とは

これ1本で全世界の株式に投資できるイメージのインデックスファンドです。

時価総額の比率通り、つまり市場の価値が大きい企業ほどたくさん持てる組み合わせになってます。

全世界株式(オール・カントリー)と米国株式(S&P 500)、どっちを選べばいいの?

この2つは人気の定番商品ではあります。

●地域分散の全世界株式(オール・カントリー)か、

●利回り優先の米国株式(S&P 500)か、

どちらを選ぶか悩ましいですね。

ほぼ同時に開設したこの2つの金融商品の値動きがどのように変化するか、運用収益を月1で報告しますので、ぜひ皆さんの資産形成の参考にしてください。

全世界株式(オール・カントリー)VS 米国株式(S&P 500)【収益報告】

それではこの2つの銘柄の収益結果を見ていきましょう

夫のインデックスファンドです。

銘柄ごとの数字は

私のインデックスファンドです。

銘柄ごとの数字は

これを各銘柄ごとに計算してみました。

全世界株式
(オール・カントリー)
米国株式
(S&P500)
積み立て元本78,333円133,331円
リターン3,554円7,591円
評価損益率+4.53%+5.69%
評価額合計81,887円140,922円


ということで評価損益率では米国株式(S&P500)の勝利です!

積み立て開始時期と積み立て金額は以下のとおりです。

つみたてNISA特定口座 
全世界株式(オール・カントリー)
毎月33,333円
2021年1月から
米国株式(S&P 500)
毎月16,667円
2021年2月から
米国株式(S&P 500)
毎月33,333円
2020年12月から(初月は5万)
全世界株式(オール・カントリー)
毎月16,667円
2021年2月から

それにしても、去年の暮れから始めて、リターンがトータルで1万円超えとは!

銀行の普通預金と比べて何という違いでしょうか!

評価損益率では米国株式(S&P500)に負けてしまった全世界株式(オール・カントリー)ではありますが、

今年2021年1月に発表された「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が1位に選ばれました!

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020

今年2021年1月に発表された「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が1位に選ばれました!

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」は投資信託についてブログを書いている投信ブロガーが、証券会社や販売会社への忖度なしに、本当に良いと思ったファンドを投票するイベントです。

eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー)が1位に選ばれたのは前年度2019年度に引き続き2年連続です。

ちなみにeMAXIS Slim米国株式(s&p500)は9位でした。

eMAXIS Slim シリーズは運営会社の三菱UFJ国際投信が最低水準の運用コストを目指すことを明言しているファンドです。低コストを売りにしているeMAXIS Slimシリーズは、このランキングのトップ10までに5つ入ってます。

【2021年発表のランキング】

1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2位 「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
3位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
4位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
5位 ひふみ投信
6位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
7位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
8位 eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
9位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
10位 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね

あなたのお気に入りのファンドはありましたか?

両学長 リベラルアーツ大学さんの動画
第171回 【毎年恒例】「ファンド・オブ・ザ・イヤー2020」の結果について解説【株式投資編】です。

人気商品の移り変わり

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」は過去にはどんな銘柄が選ばれたのでしょうか。

そこに長期で積み立てる秘密があるかもしれません。

それでは過去のベスト3を見ていきましょう!

2010年
1位 SMTグローバル株式インデックスオープン
2位 eMAXIS 新興国株式インデックス
3位 バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)
2011年
1位 外国株式インデックスe
2位 結い2101
3位 eMAXIS 新興国株式インデックス

2012年
1位 バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)
2位 外国株式インデックスe
3位 eMAXIS 新興国株式インデックス

2013年
1位 バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)
2位 ニッセイ日経225インデックスファンド
3位 結い2101

2014年
1位 ニッセイ外国株式インデックスファンド
2位 バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)
3位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

2015年
1位 ニッセイ外国株式インデックスファンド
2位 三井住友・DC全世界株式インデックスファンド
3位 バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)

2016年
1位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
2位 たわらノーロード先進国株式
3位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

2017年
1位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
3位 楽天・全米株式インデックス・ファンド

2018年
1位  eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
3位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

2019年
1位 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
2位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

ほぼ毎年、順位が入れ替わってます!

2010年~2012年あたり 
新興国人気

2013年~2017年 
バランスファンド人気

2018年~2019年 
先進国人気

というイメージを持ちました。

資産形成はいい時も悪い時もコツコツと長期で積み立てをするのが鉄則なのに、毎年人気商品が入れ替わるとは何と悩ましいことでしょう

その年の人気商品が、必ずしも長期で見て一番大きな利益を得る商品とは限らないということなのでしょうか。

私たちが持っているeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)も、数年後には古臭いイメージの商品になってしまうのでしょうか。

自分の持っているファンドが古臭いイメージの商品になってしまっても、ブレない心で淡々と積み立てを続けることは出来るのでしょうか。

その年に一番大きな利益を出した商品に毎年乗り換えていたら、高値づかみのサーフィンになって、お金は増えません。

ところで、2010年に1位と2位だった2つのインデックスファンドを今でも持っていたらどうなっていたのでしょう。

10年前の人気銘柄を今でも持っていたらどうなるか?

ところで、2010年に1位と2位だったインデックスファンドを今でも持っていたらどうなっていたのでしょう。

チャートを作ってみました。

2010年の1位 SMTグローバル株式インデックスオープン 基準価格のチャート

次に2010年に2位だったeMAXIS 新興国株式インデックスです。

2つとも基準価格のチャートは上がってます。

しかし手数料は……

SMTグローバル株式インデックスオープンeMAXIS 新興国株式インデックス
購入時手数料2.2%なし
信託財産留保額0.05%0.3%
運用管理費用0.55%0.66%

10年まえの人気商品は手数料が高いです!

eMAXISSlim米国株式(S&P 500)のトータル手数料  0.163%

eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー)のトータル手数料 0.209%

と比べて手数料がぜんぜん違いますね!

eMAXISSlimシリーズは購入手数料が0円で、将来にわたって低コストを目指し続ける商品です。長期で積立をすると手数料が安い分、パフォーマンスは優位になります。

過去の歴史から学んで決めた自分ルールとは

今はもっと手数料の安い商品が出てきてますが、まだ乗り換えるほどではないと思いました。

株価が暴落して積み立てを止めるのはナシですが、はるかに手数料が安い商品が出たら乗り換えるのはアリかもしれません。(←自分ルール)

皆さんはどんな自分ルールをお持ちですか?

それでは皆さん、コツコツ淡々と積み立てを続けましょう!

ブログ村に参加してます

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました