いま「つみたてNISA」というお得な制度が注目を集めています。
つみたてNISAは2018年からスタートした投資の非課税制度ですが
●100円から積み立てが可能
●収益に税金がかからない
●金融庁が低コストで優秀な金融商品を厳選している
と、国が少額からの長期・積立・分散投資を支援してくれている制度なのです。
2020年は株価も好調だったこともあり、たくさんの投資初心者が「つみたてNISA」から投資をはじめたとのことでした。
そしてインデックスファンドとは、とある指数に連動する投資成果をめざす投資信託のことです。
●個別株に比べて銘柄選びや売買に手間がかからない
●プロが運用しているアクティブファンドよりも手数料が安い ので
インデックスファンドなら間違った銘柄を選びさえしなければ、初心者でも長期で積み立てして大きな利益が期待できる
と言われています。ということは
つみたてNISAでインデックスファンドを長期で積み立てれば資産形成に最強なのではないでしょうか!
私たち夫婦も楽天証券のインデックスファンドのeMAXISSlim(イーマクシススリム)で、米国株式(S&P 500)と全世界株式(オール・カントリー)を積み立てることにしました。その結果を月1で報告しますので、どうぞ皆さんの資産形成の参考にしてください。
夫婦で【つみたてNISA】×【eMAXISSlim】長期投資実験1回目
夫婦で【つみたてNISA】×【eMAXISSlim】長期投資実験2回目
夫婦で【つみたてNISA】×【eMAXISSlim】長期投資実験3回目
放置でOK 勝手に増える?【楽天ポイントで運用vs投資】実験1
米国株式(S&P 500)とは
これ1本でアメリカの優良企業500社の株に投資ができるインデックスファンドです。

500社の選定はS&Pという調査会社が絶えず銘柄の入れ替えをしていて、常にアメリカの優良企業トップ500の組み合わせになっています。
米国株式(S&P 500)米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしているので、米国市場全体の動きをおおむね反映している指数と言えます。
全世界株式(オール・カントリー)とは

これ1本で全世界の株式に投資できるイメージのインデックスファンドです。
時価総額の比率通り、つまり市場の価値が大きい企業ほどたくさん持てる組み合わせになってます。経済の移り変わりに合わせて、組み入れ銘柄をファンド内で自動的に入れ替えてくれるのです。
ですのでこれから未来にどの国が株価を上げようとも、その恩恵を取りこぼしなく受けられることになります。
eMAXIS(イーマクシス)シリーズとは?

eMAXIS(イーマクシス)は、業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける三菱UFJ国際投信が出している投資信託です
楽天証券で積み立てることができます。
全世界株式(オール・カントリー)VS 米国株式(S&P 500)【収益報告】

それではこの2つの銘柄の収益結果を見ていきましょう
夫のインデックスファンドです。


銘柄ごとの数字は

オールカントリーのチャートです。

特定口座のsp500

トータルリターンが66円って
チャートです

次に私のインデックスファンドです


各銘柄ごとの数字です


下がってますね~。
その当時のNISAの商品も軒並み下がってます。

各銘柄ごとに計算してみました。
全世界株式 (オールカントリー) | 米国株式 (S&P500) | |
積み立て元本 | 133,333 | 183,333 |
リターン | 2,778 | 5,848 |
評価損益率 | 2.0835% | 3.18982% |
評価額合計 | 136,111 | 189,181 |
約1%米国株式が上回っています。
今回もトータルリターン率ではsp500が勝利です!
つみたてNISAが変わります!
●口座開設可能な年が2037年から2042年まで延長になりました。
2042年まで新規投資ができます。

2024年から一般NISAが変わります!
●一般NISAは新NISAに名前と制度が変わります。
●2階建ての制度に変更になります
(変更前)毎年120万円が5年間非課税だった
↓
(変更後)毎年122万円が5年間非課税になる
2階 102万円(現行からハイリスク商品を除く)
1階 20万円(つみたてNISAと同じ対象商品)
2023年末に一般NISAを使っている人は、2024年に自動的に新NISAに移行されます。
●ロールオーバーして非課税期間を5年延長して、10年分非課税運用できるようになりました。
非課税期間が終了した分を、リターンで増えた分も含めて、新年度の枠を使ってそのまま繰り越せます
ロールオーバーすれば5年+5年→10年分非課税運用できる。

新NISAからつみたてNISAへの移行は?

1階部分だけ新NISAからつみたてNISAへ移行できます。1階部分は新NISA(5年分)つみたてNISA(20分)、合計25年分を非課税で運用できます。2階部分のロールオーバーについては未定です。
「一般NISA」と「つみたてNISA」の区分変更(2021年時点)

「一般NISA」と「つみたてNISA」は併用はできませんが、1年に一度、変更できることができます。
ただ楽天証券のホームページにこう書いてありました。
※再投資型の投資信託をお持ちで、区分変更(一般NISA⇒つみたてNISA、つみたてNISA⇒一般NISA)された場合、変更した非課税口座(一般NISAやつみたてNISA)ではなく、一般口座か特定口座で再投資が行われますので、ご注意ください。

つまり「つみたてNISA」と「一般NISA」の間で、商品の移行はできないというわけですね。
●「単一年」の投資可能額は一般NISAの方が高い
「一般NISA」は120万円と「つみたてNISA」は40万円
●「累積」での投資可能額はつみたてNISAが高い
「一般NISA」は600万円と「つみたてNISA」は800万円
iDeCo(イデコ)もルールが変わります

●2022年5月からiDeCoに加入できる年齢が、60歳未満から65歳までに拡大されます。
(国民年金被保険加入が条件)
●2022年の10月からiDeCoと企業型DCの併用ができるようになります。
現在は企業型DCに加入しているとiDeCoに加入することはほぼできません。しかしiDeCoとの併用を選ぶことができるようになります。
私の結論

●つみたてNISAは今のままで続行
●iDeCoは来年、出来るようになったらやる。(以前、会社に断られた)
一般NISAとつみたてNISAの区分変更の際の
※再投資型の投資信託をお持ちで、区分変更(一般NISA⇒つみたてNISA、つみたてNISA⇒一般NISA)された場合、変更した非課税口座(一般NISAやつみたてNISA)ではなく、一般口座か特定口座で再投資が行われますので、ご注意ください。
という楽天証券のホームページの文章が気になるので、たぶん区分変更はしないと思います。
NISAとiDeCoのルール変更で、現状の仕組みを理解し直すことができました。
ルール変更は資産形成の作戦見直しをする良い機会かもしませんね。
それぞれ個人個人で最善の資産形成の作戦を立てましょう!
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