放置でOK 勝手に増える?【楽天ポイントで運用vs投資】追記あり

お金・副業

楽天ポイント運用とは楽天ポイントを使って、投資の疑似体験ができる楽天のサービスです。

どれくらい増えるの?
本物の投資とどう違うの?

管理人ゆかぞうが自腹でやってみて、そんな皆さんの疑問を徹底解説します!

楽天ポイント運用とは

楽天ポイント運用とは、保有している楽天ポイントだけを使って、自己資金なしで、投資の疑似体験ができる楽天のサービスです。

100万人以上の人が利用しています。

楽天ポイント運用の特徴

楽天ポイント運用は

●口座開設不要、簡単設定
●「アクティブコース」と「バランスコース」の2つのコースから選ぶ
●期間限定ポイントは使えない
●増えたポイントは楽天ポイントとして利用可能
●0ポイント未満にはならない
●手数料、無料
●税金はグレーゾーンだが、50万ポイント以内なら非課税
●運用結果が出るのに数日かかる時もある
(5日くらい値動きがない時もあった)

というわけで、本当の投資と比べてゆるいです。しかし…!

減っている時に引き出ししなければ、原則、損はしない!

ということで、やりかた次第でポイントが増えるチャンスなので、

  • ポイントを貯めているけど、しばらく使う予定がない

  • ただ置いとくだけだはもったいない

  • 手間をかけずにポイントを増やしたい

そんな方に「ポイント運用」はオススメなのです。

ポイント運用の自分ルールを決める

実際にやる前に、自分なりのざっくりルールを決めました。

自分ルール
●増えてる時だけ引き出す
●減っている時は引き出さない
●ポイントが付与されたら、保有ポイントの半分を追加する

これだけです。

お遊び感覚で楽しむことにしました。

楽天ポイント運用のやり方

楽天PointClubのページから

「エントリー」→「体験してみる」→「さっそく体験してみる」→自分が運用したいコースを選択→ポイント数を決める→「この設定で始める」

これで運用スタートです!

2つのコースから選ぶ

コースは、値動きの激しい「アクティブコース」と、値動きの小さい「バランスコース」があります。

遊び感覚で楽しみたいので「アクティブコース」を選びました。

2つのコースのモデル

それぞれのコースにはモデルがあります。

【アクティブコースのモデル】は
「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」

【バランスコースのモデル】は
「楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)」です。

楽天証券のホームページの、初心者向けに勧めるインデクッスファンド7選に、この2つが入ってました。

実験!ポイント投資もやってみる

アクティブコースのモデルになっている「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」を100円だけポイント購入してみました。

放置して実験的に値動きだけ見ることにします。

【結果発表】ポイント運用 vs ポイント投資+4ヶ月後の運用成果!

ポイント運用とポイント投資のそれぞれの運用結果です!

【ポイント運用】

増えてます~!

500P⇒512P

【追記】4ヶ月後結果

6700ポイントを追加して387ポイント増えました!

ポイント運用はここで全部解約して、その分を本物の投資信託にスポット購入することにします。

その様子は「夫婦で積立NISA」で更新させていただきます。

【ポイント投資】

こっちも増えてます~!

100円⇒102円

しかしよく見ると……。

ん?

取得総額が99円?100円だったのに?

手数料がない分だけポイント運用が勝利!?

【追記】4ヶ月後の結果

約10%リターンで11円増えました!



さて、もう少し掘り下げて調べてみます。

インデックス・バランス・ファンドとは?

楽天ポイント運用の、それぞれのコースのモデルになった、2つのインデクッスファンドはどのようなものなのでしょう。

「楽天・インデックス・バランス・ファンド」は、株式だけでなく債券も組み入れたインデックスファンド(投資信託)です。

株式と債券の比率が異なる「株式重視型」「均等型」「債券重視型」の3種類があります。

ゆかぞう
ゆかぞう

「株式と債券」などのように、
複数の資産クラスが含まれているファンドを

「バランスファンド」と言います

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)とは

日本を含む全世界の株式および高格付の債券に分散投資してます。

株式70%、債券30%で、株式が多めです。

直接的な投資先は2資産ですが、それぞれ日本、先進国、新興国に分散投資しています。なので実質的には6つの資産クラスに投資していることになります。と書いてあります。

株式の投資先の大半は先進国で、国内株は8〜9%しかないので、その分、積極的に運用するタイプです。

『世界の株式と債券で 攻めの投資を目指す より積極的な運用を目指したい方に向いています』(←楽天証券の宣伝文句)

ゆかぞう
ゆかぞう

株式が多めで攻めのファンドなんですね

楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)とは

日本を含む全世界の株式および高格付の債券に分散投資します

株式30%、債券70%で、債券が多めです。

『世界の株式と債券で 守りながら運用する 大きな値動きを避けたいという方に向いています』(←楽天証券の宣伝文句)

債券が多めで守りながら運用するファンドなんですね

債券はポートフォリオに組み入れた方がいいのか?

ここでゆかぞうは、1つ疑問が出てきました。

楽天証券が初心者に勧めるインデクッスファンドには、株式の他に債券も組み入れてありました。

債券は必要なのでしょうか?

ひと昔前の資産運用の本には、「株式だけでなく、債券もポートフォリオ(資産配分)に組み入れた方がいい」と書いてありました。

株式と債券半分ずつは伝統の比率だったはずです。金融庁のホームページもそれを勧めています。

しかし、ツイッターやブログを見ると、個人投資家のほとんどが株式100%で運用している人が気がします。あくまで私、ゆかぞうの感覚ですが。

債券はポートフォリオ(資産構成)に組み入れた方が良いのでしょうか?

そこでそれぞれの意見を集めてみました。

今の個人投資家のほとんどが
株式100%で運用しているイメージだけど…

債券を組み入れた方がいい派の主張

債券をリスク資産に組み入れている人の主張にはどんなものがあるのでしょう。

●最近の株価はどの国も似たような値動きをする。たとえ全世界株のインデクッスファンドを買っても、アメリカの株価が下がれば、他の国の株価も連動して下がる。
だから株式だけでは地域を分散してもリスクを分散したことにならない。

●日本の年金運用のGPIFも債券を半分も組み入れている。このGPIFはポートフォリオ(リスク資産の配分)のお手本のはず

【日本の年金運用GPIFのポートフォリオ】

(国内の債券と株式の比重が大きいのが気になりますが…)

●金融庁のホームページでも債券を組み入れることを勧めている。
『一般的に、株式と債券とでは、経済の動向等に応じて異なる値動きをすることが多い(例えば株式が値上がりするときには債券が値下がりする等)と言われています。』(金融庁のホームページより)

このように資産・銘柄を分散して、リスクを軽減する方法を提言している。

●元本保証のある債券もあるので、リスク軽減のために組み入れるべき

●債券は年利が低いというが、探せば7%の債券もある

●債券を20%までだったら、株式だけの時と比べて、リターン中央値がほぼ同じなのに、損失を出す確率はほぼ同じというデーターもある。
株式80%、債券10~20%が最強

株式と債券を組み合わせた分散投資で
リスクを抑えられるわね!

【参考動画】 

聞いて学べる投資ガイドさん
【上級者向け】アセットアロケーションの最適化【800ページを40分で】

10:45~13:40参照

債券いらない派の主張

資産形成に債券は要らないという人の意見はどのようなものがあるのでしょう

●経済学者のジェレミー・シーゲル氏が株式100%のポートフォリオを推奨している。株の長期的な保有が一番リターンが大きいことは実証済み。債券、金など他のリスク資産とは比べものにならない。株と現金の比率を調整すればいい。

●昔は株価が下がれば債券は上がったので、債券保有はリスク分散の意味があった。しかし今は国際分散投資が機能しなくなって、株も債券も同じような値動きをすることが多い。だから債券を買ってもリスクの分散にはならない。

●債権はリスクに見合うリターンがない。最終利回りが小さ過ぎて、為替リスクや信託報酬、その他の手数料に見合わない

●債権は金利が上昇すると、価格は下落しやすい。
逆に金利が低下すると、価格が上昇しやすい。

しかし今は、日本もアメリカも金利が低すぎて、これ以上は下がらないことが予想される。だから、債券価格も停滞か、じり高の可能性がある。日本の金利も停滞しているので、日本債券も価格は横ばい。

●世界の債券の債券のインデクッスファンドであるFTSE世界国債インデックスの概要を見ると

平均最終利回り 0.5%

こんなに低くては投資リスクに見合う価値はない
手数料を引くともっと下がるか、実質利回りはコスト負けしてマイナスになる。

2020年の各資産収益率、株式/為替市場の振り返り
三井住友トラスト・アセットマネジメントのホームページより

ゆかぞう
ゆかぞう

今年は株式が上位
国内債券は17年ぶりにマイナスになってしまいました。

債券は以前のようなクッション機能を
果たさなくなってる。
だから株式100%で充分!

【参考動画】

【投資塾】知らないより知っていた方が役立つ話さんの、積立投資で債券やバランス型投信に投資すべきではない理由

参考動画の開始から10分と開始から11:50参照

為替リスクで年間の利回りが全部ふっとぶ可能性がある

米ドル円⇒1円の円高=0.9%相当の資産減
ユーロ円⇒1円の円高=0.8%相当の資産減

では、リベ大の両学長はどっちの意見でしょう!?

【参考動画】

両学長 リベラルアーツ大学さん

第170回 【世界最高峰の大学に学ぶ】ハーバード大学のポートフォリオについて解説【株式投資編】

11:48~13:20


債券の代わりになるものはゴールド?

もし債券がいらないなら、それに代わるものはあるのでしょうか。

色々調べてみると、

債券の代わりになるものはゴールド

という意見が多かったです。理由は、

●ゴールドの値動きは、株式との相関性がない。

●ゴールドは過去の歴史で無価値になったことがない

●ゴールドは商品と通貨の価値を持つ唯一無二のもの

●だからこれからゴールドの時代が来る!

というものでした。

「ゴールドはETFで買う。GLDという良い商品がある」という情報もありました。

しかしここでもゴールド不要論の人がいて(笑)、その理由は

●ゴールドは育つのが遅い

●手数料がかかって儲けにならない

ということでした。

ちなみに私が一番自分にピッタリ来た意見は

資産を増やすまでは株式と現金だけで攻めの資産形成をして、

ある程度増えたらゴールドや債券などを入れて守りの資産形成にチェンジする

という意見です。

はたしてゴールドが債券の代わりになる時代は来るのでしょうか。

最後に思ったこと

私は個人的には「債券もゴールドもいらない」「バランスファンドは効率が悪い」という結論に達しました。

しかし、調べていくと本当に色々な意見があって「投資に絶対の正解はない」ということが実感できます。

たくさん情報収集をして、最後に自分で決断する力を身につける必要があると思いました。

「情報は現代社会の石油」と言われてるくらい大事なものです。これからも情報収集をして、アウトプットしていきます。

ぜひ皆さんもそれぞれの結論を見つけてくださいね!

ゆかぞう
ゆかぞう

正解は人それぞれ違うんですね~

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